さすまたとは、日本の武器の一つであり、剣道や居合術などの武道で使用される特殊な武器である。その形状は、刀身と柄からなる一対の剣に、間に伸縮可能な棒が取り付けられている。これにより、通常の剣のように使用することもできるが、柄を伸ばすことで長く、柄を短くすることで短い武器としても使用することができる。さすまたは「三節棍」、または「拗ね太」とも呼ばれることもある。
さすまたは拗ね太は、もともとは中国の武器であり、日本に伝わってきたものである。古代中国では、一対の剣の間に柄を追加することで、敵の攻撃を防いだり、連携して戦ったりすることができるようになった。また、伸縮可能な柄のおかげで、さまざまな長さで使用することも可能であり、様々な戦術を展開することができた。さすまたは拗ね太は、その特殊な形状や使い方から、日本の武道においても重要な武器として使用されるようになった。
さすまたの特徴を以下にリストアップする。
1. 伸縮可能な柄:柄を伸ばすことで長い武器として使用することができるが、柄を短くすることで短い武器としても使用することができる。この特徴により、様々な戦術や攻撃方法を展開することができる。
2. 扱いやすさ:さすまたは拗ね太は、柄のグリップ部分が握りやすくなっており、扱いやすさが特徴である。適切な使い方をマスターすることで、効果的な攻撃や防御が可能となる。
3. 調整可能な長さ:さすまたは拗ね太は、伸縮可能な柄を持っているため、使用者の身長や好みに合わせて長さを調整することができる。これにより、個々の使用者に最適な長さで使用することができる。
4. 多様な攻撃方法:さすまたは拗ね太は、その特殊な形状により、様々な攻撃方法を使用することができる。刀身部分を振るわせる、柄を使った突き、回し蹴りなど、多彩な技を駆使することが可能である。
5. 武道の練習や演舞に使用:特に剣道や居合術などの武道において、さすまたは拗ね太は練習や演舞で使用されることがある。鍛錬された技術を試すためや、優美な動きを演出するために活用される。
参考文献:
1. さすまた(ウィキペディア)- https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%89%E7%AF%80%E6%A3%8D 2. 武器としてのさすまた(ダヴィードの道具箱)- http://www13.plala.or.jp/ichikan6/sasumata.htm 3. 拗ね太の使い方(双六道場)- http://sourokamakura.com/nyotai/sasumata.html 4. さすまたによる居合の技(居合道場)- http://iaidou.co.jp/column/sasumata.html 5. さすまたの技術と使い方(拳法修行道場)- https://www.budo-study.info/sasumata/index.html