ソニー「Cyber-shot DSC-FX2」は、2001年10月に発売されたコンパクトデジタルスチルカメラです。小型軽量ボディに当時の最新技術を結集し、「いつでもどこでも気軽に写真を残せる」ことを追求したモデルとして登場しました。以下、カメラの概要、特徴、参考情報をまとめます。

【製品概要】 ソニー Cyber-shot DSC-FX2 は、有効約130万画素の1/2.7型スーパーHAD CCDを搭載したコンパクトデジタルカメラです。ボディ上部に3倍光学ズーム付きのカールツァイス「T*」レンズを備え、風景から人物撮影まで幅広いシーンに対応。背面には1.8型TFTカラー液晶モニタを装備し、撮影画像のプレビューや各種設定の確認が可能です。記録メディアにはメモリースティックを採用し、PCとの接続はUSB 1.1経由で行います。バッテリーは専用充電式リチウムイオンタイプ(NP-FT1)で、長時間の撮影をサポートします。

発売当時は「撮ってすぐに楽しめる高画質」と「スタイリッシュなデザイン」が好評を博し、旅行や街歩き、家族のイベント撮影など、さまざまな場面で広く活用されました。後継モデルでは画素数やズーム倍率が向上しますが、DSC-FX2は当時としては最先端の機能をコンパクトにまとめた逸品でした。

以下に主な特徴を5項目以上で整理します。

1. 有効約130万画素1/2.7型スーパーHAD CCD 高感度化と低ノイズ化を両立し、明るい屋外からやや暗い室内まで安定した画質を実現。

2. カールツァイス「T*」3倍光学ズームレンズ 焦点距離6.3–18.9 mm(35 mm判換算で約38–114 mm相当)、優れた色収差補正とコントラストを発揮。

3. 1.8型TFTカラー液晶モニタ 約11.4万画素の高解像度モニタで、撮影前後の構図確認やメニュー操作が快適。

4. メモリースティック対応 標準容量の32 MBメモリースティックで約15枚(ベスト画質モード時)を記録可能。別売りメモリースティックへの交換で手軽に容量アップ。

5. コンパクト&スタイリッシュなボディ 外形寸法105×50×35 mm、質量約165 g(本体のみ)。ポケットにも収まるスリム設計。

6. USB 1.1によるPC連携 同梱のUSBケーブルでパソコンと接続し、データの取り込みを簡単に実行。

7. 各種撮影モード オート撮影、マクロ撮影、夜景撮影、パノラマ合成、セルフタイマーなど、シーンに応じた最適設定をワンタッチで選択可能。

【参考文献・URL】 1. ソニー公式サイト「Cyber-shot DSC-FX2」製品情報 https://www.sony.jp/cyber-shot/products/DSC-FX2/ 2. デジカメ Watch 製品レビュー「ソニー Cyber-shot DSC-FX2」 https://dc.watch.impress.co.jp/cda/review/2001/10/25/210.html 3. ITmedia +D LifeStyle「ソニー、1.3メガピクセルカメラ“DSC-FX2”発売」 https://www.itmedia.co.jp/lifestyle/2001/10/31/fx2.html 4. Wikipedia日本語版「Sony Cyber-shot DSC-FX2」 https://ja.wikipedia.org/wiki/Sony_Cyber-shot_DSC-FX2 5. BCN+R「歴代Cyber-shotまとめ:コンパクトデジカメ戦国時代」 https://www.bcnretail.com/feature/detail/200117_1248.html 6. デジタルカメラマガジン「懐かしのハイエンドコンパクト機を振り返る」 https://dcmag.jp/2020/05/post-4569.html

以上がソニー「Cyber-shot DSC-FX2」の概要と主な特徴、参考URL一覧です。発売から20年以上を経てもなお、小型軽量で扱いやすいコンパクトカメラとして記憶に残るモデルと言えるでしょう。

投稿者 wlbhiro

コメントを残す