Dead by Daylight(以下 DBD)は、カナダのBehaviour Interactiveによって開発・運営されている非対称型マルチプレイヤーホラーゲームです。2016年6月14日にPC版がリリースされ、その後PlayStation、Xbox、Nintendo Switch、モバイルとプラットフォームを拡大し、2024年時点で世界中に数千万のプレイヤーを抱える人気作となっています。本作は「キラー」1人と「サバイバー」4人に分かれて対戦する非対称型のゲーム性が最大の特徴です。サバイバーはマップ内に点在する発電機を修理してゲートを開き脱出を目指し、キラーはサバイバーを捕まえてフックに吊るし脱落させることを目的とします。キャラクターにはそれぞれ固有のパーク(能力)やアドオン(強化アイテム)が用意されており、組み合わせを工夫することで戦略の幅が大きく拡がることも魅力のひとつです。

ゲーム開始時、サバイバーは四方八方の死の罠から逃れながら、サバイバー同士の連携や立ち回りで発電機を修理しつつ、キラーの追跡を避けなければなりません。キラーは優れた索敵能力や投げ縄、特殊攻撃などを駆使してサバイバーを追い詰め、フックに吊るして脱落させます。残された仲間が救出に向かう絶望と緊張感、救出シーンのスリルも人気の要因です。

DBDは継続的に「チャプター」と呼ばれる拡張コンテンツをリリースしており、ホラー映画の名作をモチーフにしたマップやキラー(例:ハロウィンのマイケル・マイヤーズ、『エルム街の悪夢』のフレディ・クルーガーなど)、オリジナルのストーリーキャラクターなどが次々と登場しています。これにより常に新鮮なゲーム体験が提供され、既存プレイヤーの飽き防止と新規プレイヤーの獲得に成功しています。また、シーズンごとに開催されるイベントや報酬付きのバトルパス、クロスプレイ/クロスプログレッション対応など、プレイヤー同士の競技性や協力要素も充実しています。

コミュニティ面では、TwitchやYouTubeなどでの配信が盛んで、プロストリーマーや大会配信を通じて高い視聴数を誇ります。ホラー要素とPvP要素が絶妙に組み合わさったゲーム性は、多くの人に「恐怖と興奮の両立」という新しい体験をもたらしています。開発チームも頻繁なバランス調整や不具合対応、プレイヤーからのフィードバックを取り入れた改良を続けることで、プレイヤー満足度を維持しています。

【DBDの主な特徴】 1. 非対称型マルチプレイヤー:サバイバー4人 vs キラー1人の4対1形式で、立ち回りや駆け引きの深い戦略性。 2. キャラクターカスタマイズ:固有パーク、アドオン、アイテムの組み合わせで無限に広がるビルド構築。 3. 定期的な拡張コンテンツ:映画やホラー小説をモチーフにした新マップ・新キラー・新サバイバーの追加。 4. クロスプレイ/クロスプログレッション:プラットフォームを超えたフレンドとのマッチングや実績共有が可能。 5. コミュニティ&eスポーツ展開:Twitch配信や大会イベントの開催、開発チームによる公式トーナメント支援。

【参考文献】 1. Wikipedia「Dead by Daylight 日本語版」 https://ja.wikipedia.org/wiki/Dead_by_Daylight 2. Dead by Daylight 公式サイト(Behaviour Interactive) https://deadbydaylight.com/ja/ 3. Steam ストアページ(日本語) https://store.steampowered.com/app/381210/Dead_by_Daylight/ 4. IGN Japan「『Dead by Daylight』レビュー」 https://jp.ign.com/dead-by-daylight/101180/review/dbd-game-review 5. Game Watch「『Dead by Daylight』チャプター最新情報」 https://game.watch.impress.co.jp/docs/news/1324500.html

投稿者 wlbhiro

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