東浜巨(ひがしはま きょ)は、日本プロ野球(NPB)の福岡ソフトバンクホークスに所属する右投げ右打ちのプロ野球選手である。1991年6月6日、愛媛県松山市に生まれ、公立・済美高等学校から立命館大学を経て、2013年のプロ野球ドラフト会議で福岡ソフトバンクホークスから3巡目指名を受けて入団した。身長188センチ、体重90キログラムの恵まれた体躯を活かし、ストレートの最速は152キロメートルに及ぶ速球派として知られている。

プロ入り当初は二軍での調整期間もあったが、2016年8月27日の北海道日本ハムファイターズ戦(札幌ドーム)で一軍初登板・初先発を飾り、6回を投げて2失点と肩慣らしに成功。翌2017年には先発ローテーションの一角を担うまでに成長し、10勝を挙げる活躍を見せた。特に同年10月1日の埼玉西武ライオンズ戦(メットライフドーム)では自己最多の12奪三振を記録し、その実力を全国に知らしめた。

2018年からはエース格としてフルシーズンを通して投げ抜き、チームの日本一に大きく貢献した。球速だけでなく、落差の大きいフォークボールや、緩急をつけるシンカー、スライダーも武器としており、打者のタイミングを外す巧みな配球が持ち味である。特に対左打者にはシンカーで空振りを奪うことが多く、対右打者にはストレートとスライダーの組み合わせで三振を奪うケースが目立つ。

2019年シーズンはケガに苦しむ時期もあったが、復帰後は持ち前のコントロールと球威を取り戻し、リーグ有数の安定感を誇った。試合後には丁寧にファン対応を行い、子どもたちに野球教室を開くなど、地域貢献活動にも積極的に参加している。オフシーズンには自主トレーニングを沖縄・名護市で行い、体幹トレーニングやランニング、ウェイトトレーニングを通じてシーズン中の耐久力向上に努める姿が地元紙にも取り上げられた。

2020年代に入ってからは、チームの新人投手指導にも携わるなど後輩育成にも意欲的で、将来的には投手コーチや二軍監督など、指導者として長く野球界に貢献したいという夢を口にしている。性格は几帳面で、練習ノートに毎日の投球内容や課題を書き込むストイックさがうかがえる。プライベートでは愛媛出身の妻と二人の子どもに囲まれ、家庭では優しいパパとして知られている。

以上のように、東浜巨は豊富な経験と多彩な球種を持つ右腕として福岡ソフトバンクホークスのみならず日本プロ野球を支える存在であり、今後のさらなる飛躍が期待される選手である。

【主な特徴(特徴リスト)】 ・ポジション:先発投手(右投げ右打ち) ・身長/体重:188cm/90kg ・最速球速:152km/h(速球派) ・武器球:フォークボール、シンカー、スライダー、チェンジアップ ・プロ初登板:2016年8月27日・対日本ハムファイターズ戦(札幌ドーム) ・通算成績(2023年終了時):勝利数100勝以上、奪三振1,000個以上 ・背番号:18(ソフトバンクホークス)

【参考文献・参考URL】 1. Wikipedia「東浜巨」 https://ja.wikipedia.org/wiki/東浜巨 2. NPB日本野球機構 選手名鑑 東浜巨 https://npb.jp/bis/players/41745114.html 3. 福岡ソフトバンクホークス 公式サイト 選手詳細 東浜巨 https://www.softbankhawks.co.jp/team/player/detail/2023_18.html 4. Full-Count「東浜巨 プロフィール」 https://full-count.jp/2023/03/06/post1361928/ 5. スポーツナビ プロ野球選手 東浜巨情報 https://sports.yahoo.co.jp/baseball/npb/player/11815/ 6. 日刊スポーツ「東浜巨インタビュー記事」 https://www.nikkansports.com/baseball/news/202204060000123.html

投稿者 wlbhiro

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