ロコ・ソラーレ(Loco Solare)は、日本の北海道常呂町(現・北見市)を拠点に活動する女子カーリングチームです。2006年に地元の有志によって結成され、愛称「LS北見」としても親しまれています。社団法人として地域のスポーツ振興を目的に設立され、地元商工会議所や企業からの支援を受けながら、北海道・常呂町地域の活性化に貢献しています。チーム名の「Loco」は「地元」を意味するスペイン語「loco(ロコ)」に由来し、「Solare(ソラーレ)」は「太陽のように輝く」というイタリア語の「solare(ソラーレ)」から取られています。
ロコ・ソラーレは、2015–16シーズンから本格的に国内外の大会に参戦し、2016年の日本選手権優勝を皮切りに頭角を現しました。2017年には太平洋アジア選手権を制し、2018年平昌オリンピックでは銅メダルを獲得。日本史上初の女子カーリングでのメダル獲得チームとなり、その活躍は国内外から大きな注目を集めました。チームの中心メンバーとしてはスキップ(主将)の中松千夏、サードの鈴木夕湖、セカンドの吉田知那美、リードの吉田姉妹(芽生・沙和)などが挙げられ、2021–22シーズン以降はメンバー交代や若手の台頭もありつつ、新たな布陣で挑戦を続けています。
ロコ・ソラーレの特徴の一つは、競技成績だけでなく「地域貢献」「ファンとの交流」など、カーリングを通じたコミュニティづくりに注力している点です。地元小中学校での体験教室や、企業スポンサーとのコラボレーションイベントを定期的に開催し、競技人口の拡大や地域振興に寄与しています。また、SNSやYouTubeを活用して練習風景や試合解説、選手インタビューなどを発信し、カーリングの魅力を広く伝えています。
競技面では、氷上戦術の緻密さやチームワークの良さが持ち味です。スキップの戦略的思考を中心に、全員が一丸となって投球精度を高め、スイープ(氷をこすってストーンをコントロールする技術)の連携で敵のストーンをはじき出すなど、攻守のバランスが優れています。2018年の平昌オリンピックでは準々決勝からメダル決定戦まで、厳しい国際戦を勝ち抜き、最後はスイートスポット狙いのショットにより銅メダルを確定させるなど、勝負強さも際立ちました。
近年は国内の強豪チームとの競り合いに加え、世界選手権やワールドツアー大会への出場機会も増え、国際経験を積んでいます。若手選手の育成やコーチ陣の指導体制も整備し、将来のオリンピック連覇や世界選手権制覇を目指すと同時に、カーリングの裾野を全国に広げる活動を継続しています。ロコ・ソラーレは単なるカーリングチームにとどまらず、地域と共に歩む「スポーツモデルケース」としても高く評価されています。
以下にロコ・ソラーレの主な特徴をまとめます。
■ ロコ・ソラーレの主な特徴 ・チーム名の由来:地元(Loco)と太陽のように輝く(Solare)を組み合わせた名称 ・拠点:北海道北見市常呂町/常呂カーリングホール ・設立:2006年(社団法人として2008年に法人化) ・主な戦績:2016年日本選手権優勝、2017年太平洋アジア選手権優勝、2018年平昌オリンピック女子カーリング銅メダル ・特徴的活動:地域貢献イベント、学校体験教室、SNS・YouTubeによる情報発信、企業コラボレーション ・チームスタイル:戦略的思考を重視したスキップの指揮、メンバー全員による高度なスイープ連携、勝負強い精神力 ・育成体制:ジュニアチームとの連携、国内外の大会への派遣強化、専門コーチによる技術指導
参考文献・参考サイト 1. Wikipedia「ロコ・ソラーレ」 https://ja.wikipedia.org/wiki/ロコ・ソラーレ 2. ロコ・ソラーレ公式サイト https://locosolare.com/ 3. 日本カーリング協会「LS北見(ロコ・ソラーレ)紹介」 https://www.curling.or.jp/team/47-locosolare/ 4. Olympic Channel「Loco Solare – Team Profile」 https://www.olympicchannel.com/en/athletes/detail/loco-solare/ 5. 日本オリンピック委員会(JOC)平昌2018レポート https://www.joc.or.jp/games/olympic/2018_pyeongchang/medalists/detail/curling_w.html 6. 北見市公式サイト「カーリング発祥の地 常呂町」 https://www.city.kitami.lg.jp/docs/2013111800236/
