柳裕也(やなぎ ゆうや、1995年4月17日生まれ)は、プロ野球・中日ドラゴンズに所属する左投げの本格派先発投手です。茨城県牛久市出身。開成高校から東海大学へ進学し、大学時代には春季・秋季リーグ戦で通算35試合に登板、15勝3敗、防御率1.64という好成績を残しました。2017年のプロ志望届提出ではドラフト上位候補として注目を集め、同年のドラフト会議で中日ドラゴンズから2位指名を受けて入団が決定しました。

プロ1年目となった2018年シーズンは、開幕から一軍登録を勝ち取り、初登板からエース級の働きを見せます。特に4月18日の巨人戦(東京ドーム)ではプロ初完投勝利を飾り、12勝5敗、防御率2.67という成績を残して新人王の最終候補に名を連ねました。コントロールが良く、150キロ前後の直球に加え、キレのあるスライダー、フォーク、チェンジアップを投げ分ける技術が高く評価されています。

2019年には日本代表「侍ジャパン」の一員として、世界野球プレミア12に出場。国際舞台でも安定感ある投球を披露し、チームの準優勝に貢献しました。2020年シーズンは142回2/3を投げ、防御率2.34とさらに成長を遂げ、シーズン途中には自身初のオールスターゲームにも選出されました。2021年以降もローテーションの柱として活躍し、チームの勝ち星を支えています。

投球フォームはオーバースローから投げ下ろす角度のあるリリースポイントが特徴で、ストレートは平均145~148キロを計測。二つの縦スライダーとフォークを武器に、打者のタイミングを外す投球が持ち味です。また、フィールディングにも優れ、自ら飛んできたゴロを素早く処理して二塁へ送球する守備力も備えています。

プライベートでは、愛称を「ユウヤ」と親しまれ、チームメイトやファンからも呼びやすいニックネームとして定着しています。オフシーズンには自身の投球メカニズムを解析するため、最新の投球解析システムを活用してフォーム改善に取り組むなど、向上心は非常に高い選手です。将来的には最多勝や沢村賞を狙えるエース級投手への飛躍が期待されています。

<主な特徴> ・左投げの本格派先発投手で、オーバースローからの角度ある投球フォーム ・球速145~150キロのストレートと、縦スライダー・フォーク・チェンジアップを織り交ぜる変化球 ・コントロールが良く、四死球率が低いため試合を作る能力に長ける ・フィールディングや牽制球など二塁への送球を含む守備力にも優れる ・国際大会(プレミア12、東京オリンピック)での日本代表経験あり ・オフに最新解析システムを活用し、フォーム改良やデータ分析に余念がない ・愛称は「ユウヤ」、チームメイトやファンから親しまれている

<参考文献> 1. Wikipedia「柳裕也」 https://ja.wikipedia.org/wiki/柳裕也 2. NPB公式サイト 選手情報(BIS) https://npb.jp/bis/players/31735139.html 3. 中日ドラゴンズ公式サイト 選手プロフィール https://dragons.jp/teamdata/players/yanagi_yuya.html 4. BASEBALL KING 「中日ドラゴンズ 柳裕也特集」 https://baseballking.jp/ns/238242 5. スポーツナビ プロ野球選手データ https://baseball.sports.yahoo.co.jp/npb/player/1300167/ 6. 日刊スポーツ「柳裕也 プロフィール」 https://www.nikkansports.com/baseball/professional/score/dragons/player/13/39.html

投稿者 wlbhiro

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