横浜スタジアムは、神奈川県横浜市中区に位置するプロ野球チーム「横浜DeNAベイスターズ」の本拠地球場として知られる屋外型多目的スタジアムです。1978年（昭和53年）に開場し、以来約40年以上にわたって野球公式戦をはじめ、さまざまなスポーツイベントやコンサート等の興行に利用されてきました。球場の敷地は横浜公園内にあり、周囲には緑豊かな公園や「日本庭園」「噴水広場」などが整備され、観戦以外にも散策や憩いの場として地元市民や観光客に親しまれています。
■歴史と沿革 横浜スタジアムは、1978年に当時の大洋ホエールズ（現・横浜DeNAベイスターズ）の本拠地球場として竣工しました。当時は屋根のないオープンエア型で、収容人員は約27,000人でした。1998年には大規模な改修工事が行われ、天然芝の全面改修や照明設備の増設、内野席・外野席の増設、さらに屋根の取り付けや通路のバリアフリー化が推し進められ、収容能力は約30,000人に拡大。2007年以降も随時リニューアルが行われ、2020年にはLED大型映像装置やWi-Fi環境の強化などデジタル化対応が完了しています。
■主な利用実績 ・プロ野球公式戦（セントラル・リーグ横浜DeNAベイスターズ主催試合） ・高校野球神奈川大会準決勝・決勝 ・大学野球・社会人野球の公式戦 ・国際野球大会（WBC予選、U-18ワールドカップなど） ・野外コンサート（ロック、ポップス、アイドルライブ等） ・スポーツフェスティバル（サッカー、ラグビー、アメリカンフットボールのエキシビション）
球場はアクセス面にも優れており、最寄り駅はJR根岸線「関内駅」から徒歩5分、または横浜市営地下鉄ブルーライン「関内駅」から徒歩7分のほか、みなとみらい線「日本大通り駅」からも歩いて約10分です。周辺には県立歴史博物館や中華街、山下公園といった横浜を代表する観光スポットが集積しており、野球観戦のみならず横浜観光の拠点としても利用価値が高いロケーションです。
球場内部は内野スタンドが2階建て構造の「内野指定席」と、外野に広がる一部芝生席およびスタンディングスペースから構成され、ファミリー向けの親子観戦エリアや車いす対応観覧席も完備。コンコースには飲食ブースやグッズショップが多数出店しており、地元・神奈川の名物グルメや限定グッズを手に入れることができます。さらにナイター時にはハイパワーの照明により選手やボールの軌跡が美しく浮かび上がり、スタジアムDJやビジョン映像との演出も相まって臨場感あふれる試合観戦を楽しめます。
このように横浜スタジアムは、歴史あるプロ野球の舞台であると同時に、地域住民や観光客にも開かれた多目的交流施設として、今後も様々なスポーツ・文化イベントの拠点としてますます発展が期待されるスポットです。
―――――――――――――――――――― 【横浜スタジアムの主な特徴】 1. ロケーション：横浜公園内、みなとみらい地区や中華街にも近接 2. 収容人員：約30,000人（内野指定席、外野自由席、芝生席含む） 3. フィールド：天然芝＋両翼100m、中堅122mの国際規格サイズ 4. 設備・施設：大型LEDビジョン、ナイター照明、屋根一部覆い、Wi-Fi完備 5. バリアフリー：車いす席、エレベーター、多目的トイレ、親子室設置 6. グルメ・売店：地元名産フード、ガチャガチャ、チームグッズショップ多数 7. アクセス：JR・地下鉄・みなとみらい線３路線利用可、周辺駐車場完備 8. 多目的利用：コンサート、国際大会、企業イベントなど非野球用途にも対応
―――――――――――――――――――― 【参考文献・ウェブサイト】 1. 横浜スタジアム公式サイト https://www.yokohama-stadium.co.jp/ 2. Wikipedia「横浜スタジアム」 https://ja.wikipedia.org/wiki/横浜スタジアム 3. 横浜DeNAベイスターズ公式サイト（球団情報） https://www.baystars.co.jp/stadium/ 4. 横浜市ホームページ「横浜公園・横浜スタジアム」 https://www.city.yokohama.lg.jp/business/bunka-sports/sports/stadium/yokohama.html 5. スタジアムDB「Yokohama Stadium（JPN）」 https://stadiumdb.com/stadiums/jpn/yokohama_stadium
