ストリートファイター6(通称「スト6」)は、株式会社カプコンが開発・販売する対戦格闘ゲームの最新ナンバリングタイトルです。1987年に第1作が登場して以来、35年以上にわたり続く「ストリートファイター」シリーズの最新作として、2023年6月に全世界同時発売されました。本作は最新のゲームエンジン「RE ENGINE」を採用し、グラフィックや演出の大幅な強化を図るとともに、従来の“波動拳”や“昇竜拳”といったシリーズおなじみの必殺技はもちろん、新たな操作系「ドライブインパクト」「ドライブパリィ」などを実装。初心者から上級者まで幅広い層に向けたチュートリアルやトレーニングモード、オンライン対戦機能など、多彩なコンテンツを搭載しています。
また、本作では3つのプレイモードが大きく打ち出されています。伝統的な対戦モード「クラシックコントロール」をはじめ、スマホ世代にも親しみやすい「シンプルコントロール」、そしてシリーズ初となるオープンワールド要素を取り入れた「ワールドツアーモード」です。ワールドツアーモードでは、プレイヤーが自分のアバターを操作してバトルステージや街中を自由に移動し、他プレイヤーとの交流やサイドクエスト、AI戦闘を楽しめるなど、格闘ゲームの枠を超えた新たなプレイ体験を提供しています。
キャラクターラインナップは、リュウ、ケン、チュンリー、ガイル、バイソンといったシリーズの代表格に加え、新キャラクターとして「ルーク」「ジェイミー」「ロード・ブラン」などが参戦。各キャラクターは独自の戦闘スタイルを持ち、カスタマイズ可能なコスチュームやエモート(感情表現)機能などが用意されています。また、対戦時の観戦機能やリプレイ機能も強化され、大会配信やリプレイの共有が容易になったことでeスポーツシーンへの対応も万全です。
グラフィック面では、RE ENGINEによるフォトリアルな人物モデルと、コミカルなアニメ調を融合させた独特のビジュアルが特徴です。バトル中のエフェクトや背景の細部にもこだわり、シリーズ伝統の“ヒットストップ”演出はそのままに、ヒット時のカメラワークやスローモーション演出などがよりダイナミックに進化しています。さらに、サウンド面ではシリーズおなじみのBGMを新アレンジで収録すると同時に、キャラクターボイスや吹き替えにも力を入れ、没入感を高めています。
オンライン機能では、マッチングの精度向上やラグ低減のための「ロールバックネットコード」を採用。世界中のプレイヤーと快適な対戦が可能になり、シーズン制で開催されるオンライン大会やランキングシステム、フレンドマッチ、トーナメントルームなど、コミュニティを盛り上げる仕組みが充実しています。
ストリートファイター6は、「ストリートファイター」シリーズの魅力を忠実に継承しつつ、次世代のテクノロジーとデザインで革新をもたらした作品と言えるでしょう。初めて格闘ゲームに触れる人も、長年のファンも、それぞれに新鮮な興奮と挑戦を味わえる一作です。
【主な特徴(5項目以上)】 1. RE ENGINE採用による高品質グラフィックと演出 2. クラシック/シンプル/ワールドツアーの3モード搭載 3. 新旧キャラクター合わせて30以上の豊富なファイターラインナップ 4. 新システム「ドライブインパクト」「ドライブパリィ」で戦略性向上 5. ロールバックネットコードによる快適なオンライン対戦環境 6. アバターカスタマイズ&サイドクエストが楽しめるオープンワールド要素 7. トレーニングモード、チュートリアル、リプレイ/観戦機能の充実
【参考情報】 1. ストリートファイター6 公式サイト https://www.streetfighter.com/ja/6/ 2. Wikipedia「ストリートファイター6」 https://ja.wikipedia.org/wiki/ストリートファイター6 3. IGN JAPAN「ストリートファイター6 レビュー」 https://jp.ign.com/street-fighter-6/71076/review/ 4. Famitsu.com「カプコン開発陣が語る『ストリートファイター6』最新情報」 https://www.famitsu.com/news/202306/26276218.html 5. 4Gamer.net「シリーズ最新作『ストリートファイター6』インプレッション」 https://www.4gamer.net/games/608/G060897/20230626005/ 6. Game Watch「『ストリートファイター6』プロデューサー岩本氏インタビュー」 https://game.watch.impress.co.jp/docs/interview/1534515.html
