北村有起哉(きたむら ゆきや)は、日本の映画・テレビドラマ・舞台で活躍する俳優です。1973年7月3日、東京都出身。実父は俳優の北村和夫、兄に同じく俳優の北村一輝、北村雅浩を持つ“役者一家”の三男として育ちました。高校卒業後、演劇への思いを胸に日本映画学校(現・日本映画大学)へ進学。卒業後の1994年、映画『青春デンデケデケデケ』でスクリーンデビューを果たします。同年、テレビドラマ『振り返れば奴がいる』(TBS系)で連続ドラマデビューを飾り、以降は時代劇から現代ドラマ、コメディからシリアスな役柄まで幅広い役柄を演じ分け、確かな演技力で高い評価を受けています。

映画では『ローレライ』(2005年)や『クヒオ大佐』(2009年)、『ストロベリーナイト』(2013年)などに出演。特に『クヒオ大佐』では狂気に満ちた凶悪犯を怪演し、映画批評家から絶賛されました。テレビドラマでは『相棒』(テレビ朝日系)や『ドクターX〜外科医・大門未知子〜』(テレビ朝日系)などの人気シリーズにもゲスト出演し、そのたびに強烈な存在感を示しています。舞台にも意欲的に挑戦し、演劇ユニット「ハイバイ」公演や、蜷川幸雄演出の作品にも参加。確かな基礎と柔軟性を併せ持つ“舞台俳優”としての評価も高いです。

私生活では愛妻家として知られ、女優の高橋かおりと結婚。二児の父となり、自らの演技経験を活かして子育てにも積極的に向き合う姿がメディアで紹介されました。プライベートでは趣味のトライアスロンや釣り、音楽鑑賞を通じて心身のリフレッシュを図り、ステージでもスクリーンでも常に新たな挑戦を続けています。

―――――――――――――――― 〈主な経歴〉 1994年 映画『青春デンデケデケデケ』で映画初出演 1994年 ドラマ『振り返れば奴がいる』(TBS系)で連続ドラマ初出演 2005年 映画『ローレライ』出演 2009年 映画『クヒオ大佐』で衝撃の演技を披露 2013年 ドラマ『ストロベリーナイト』出演 2015年 蜷川幸雄演出舞台『身毒丸』に出演 2020年 ドラマ『相棒 season18』(テレビ朝日系)ゲスト出演

〈受賞歴〉 2009年 シネマ旬報助演男優賞(『クヒオ大佐』) 2016年 舞台芸術奨励賞(舞台『ハイバイ』ほか)

―――――――――――――――― 〈北村有起哉の特徴・魅力〉 ・圧倒的な存在感:スクリーンや舞台に一歩立つだけで引き込まれる力強いオーラを放つ。 ・振り幅の広い演技:冷酷な悪役から温かな父親役まで、役柄ごとにまったく異なる顔を見せる。 ・実力派の舞台俳優:蜷川幸雄や寺山修司ら巨匠の演出作品にも招かれる演劇的素養。 ・役作りへの徹底ぶり:体重増減や発声法の変化など、徹底した役作りでキャラクターに肉迫。 ・俳優一家の血統:父・兄ともに俳優という環境で育ち、幼少期から自然に演技を学ぶ。 ・飾らない人柄:インタビューやバラエティ番組ではユーモアと誠実さがにじむ素顔を見せる。 ・多趣味なライフスタイル:トライアスロン、釣り、音楽鑑賞などで自己研鑽とリフレッシュ。

―――――――――――――――― 〈参考文献・サイト〉 1. Wikipedia「北村有起哉」 https://ja.wikipedia.org/wiki/北村有起哉 2. ATプロダクション公式プロフィール(所属事務所) https://www.at-production.jp/artists/kitamura-yukiya.html 3. シネマトゥデイ「北村有起哉」 https://www.cinematoday.jp/person/Yukiya_Kitamura 4. ORICON NEWS「北村有起哉 プロフィール」 https://www.oricon.co.jp/prof/203381/ 5. IMDb「Yukiya Kitamura」 https://www.imdb.com/name/nm0452831/ 6. Natalie(ナタリー)インタビュー記事 https://natalie.mu/stage/artist/1042

投稿者 wlbhiro

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