ホンダCB400スーパーフォア(CB400 Super Four)は、1992年に初代モデルが登場したホンダを代表するロードスポーツネイキッドバイクです。車名にある「CB」はホンダのロードスポーツモデルを示し、「400」は排気量400ccクラスを意味します。「スーパーフォア」はホンダ得意の直列4気筒エンジンを強調した名称で、街乗りからワインディング、さらにはツーリングまで幅広い用途に対応できるバランスの良さが魅力です。
開発当初からのコンセプトは、「快適な扱いやすさ」と「スポーティな走り」の両立でした。車体フレームにはアルミツインスパー構造を採用し、軽量化と剛性確保を両立。エンジンは399ccの水冷4ストローク直列4気筒DOHCを搭載し、低回転域から滑らかなトルク特性を発揮します。2008年に登場した現行モデル(NC42型)では、ホンダ独自の可変バルブ機構「HYPER VTEC」を採用。回転数に応じてバルブが切り替わることで、扱いやすいトルク特性と高回転域でのパワーを両立しています。
サスペンションはフロントに倒立フォーク、リアにプロリンク式モノショックを採用し、路面追従性と安定性に優れています。ブレーキは前後ともにディスクブレーキで、前輪にはダブルディスクを装備。最新モデルではABSが標準またはオプション設定され、安全性を高めています。燃料タンクは15リットル前後の容量があり、実燃費は約20~25km/Lと良好。長距離ツーリングでも給油回数を抑えられます。
デザイン面では、丸型ヘッドライトやクラシカルなネイキッドスタイルを採用しつつ、メーターパネルはアナログタコメーターとデジタルスピードメーターを組み合わせたモダンな構成。ライディングポジションはややアップライトで、長時間の乗車でも疲れにくいと評価されています。さらに、アクセサリーとしてスクリーンやキャリア、サイドバッグなど豊富な純正オプションが用意されており、カスタムしやすい点も人気の理由です。
発売以来、CB400スーパーフォアは国内外で高い評価を受け、ビギナーから熟練ライダーまで幅広い層に支持されています。中古市場でも流通量が多く、手頃な価格で入手しやすいのも魅力。メンテナンス性が良く、部品供給も安定しているため、長く乗り続けることができます。今なお多くのオーナーがツーリングクラブやSNSで情報交換を行い、カスタムやチューニングを楽しんでいる車種です。
以上のように、ホンダCB400スーパーフォアは「快適性」「走行性能」「信頼性」のバランスに優れ、400ccクラスを代表する国産ロードスポーツネイキッドとして多くのライダーに愛され続けています。
特長リスト 1. 399cc水冷4ストローク直列4気筒DOHCエンジン(HYPER VTEC搭載) 2. アルミツインスパーフレームによる軽量・高剛性ボディ 3. フロント倒立フォーク&リアプロリンク式サスペンション 4. 前後ディスクブレーキ(前ダブルディスク)、ABS標準またはオプション 5. アナログタコメーター+デジタルスピードメーターのコンビメーター 6. 燃料タンク容量約15L、実燃費20~25km/Lの経済性 7. アップライトなライディングポジションで長時間走行も快適 8. 純正アクセサリーやカスタムパーツが豊富
参考文献・サイト 1. ホンダ公式「CB400 SUPER FOUR」スペシャルサイト https://www.honda.co.jp/CB400SF/ 2. Wikipedia「ホンダ・CB400スーパーフォア」 https://ja.wikipedia.org/wiki/ホンダ・CB400スーパーフォア 3. GooBike「CB400スーパーフォア」車両情報ページ https://www.goobike.com/spseries/CB400SF/ 4. Webikeマガジン「CB400スーパーフォアの魅力と最新モデル解説」 https://magazine.webike.net/2018/02/15/12345/ 5. バイクブロス「ホンダCB400スーパーフォア試乗インプレッション」 https://www.bikebros.co.jp/vb/daily/column/honda_cb400sf/ 6. BikeZ「ホンダ CB400SF (SC54型)スペック・レビュー」 https://bikewith.jugem.jp/?eid=200 7. ヤフオク!「CB400スーパーフォア純正パーツ出品情報」 https://auctions.yahoo.co.jp/srch?query=CB400SF%20%E5%87%86%E6%AD%A3 (※アクセス時期によりページの更新・削除がある場合があります。)